ストレスフリーとはどういう意味か。言葉だけを考えると『ストレスがない状態』ということになると思うのですが、私はこの考えには疑問がありました。
『ストレスがない状態って本当にあるのだろうか。』
もちろん、ストレスがないに越したことはありませんが、全くないとなると生きていてもあまり楽しくないのではないでしょうか。
そんな疑問をもっている私の悩みにストレートに答えてくれている本がありました。それが『ストレスフリー超大全』です。
著者は『アウトプット大全』も書かれている樺沢紫苑先生ですね。
ストレスフリー超大全の内容を見てストレスフリーとはどういうい意味かの定義がとても腑に落ちたので紹介したいと思います。
・ストレスフリーとはどういう意味なのか知りたい人
・ストレスフリー超大全の内容の要約が知りたい人
にむけて書いていきます。
それではさっそくまいりましょう。
ストレスフリーとはどういう意味なのか
早速結論からお伝えするとストレスフリー超大全ではストレスフリーの意味について
昼間にバリバリ働いてストレスが多くても、ちゃんと夜にリセットして解消していく。そのようにストレスと上手な付き合い方ができ、ストレスを溜めない人のこと。p4
と書かれています。
この定義を読んだときに、まさに私が思うストレスフリーの言葉にピッタリだなと感じました。
ストレスは、生きていれば必ずあると思っています。人間関係、仕事、健康、プライベート、お金など。最近では感染症も大きなストレスになりますよね。
ストレスがない状態を目標とするのではなく、ストレスが溜まってもその都度、解消する力がストレスフリーに生きられるコツです。
ストレスフリーを言い換えるなら『レジリエンス』
ストレフリーという言葉を言い換えるなら私は『レジリエンス』という言葉が最適だと思っています。
レジリエンスとは心理学用語であり、『回復力』あるいは『復元力』という意味で使われています。
イメージするのは竹でしょうか。どんなに強い風が吹いても折れたりすることはなくしなやかに戻っていくイメージです。
ストレスはなくすことを頑張るより、ストレスがあること前提で回復する方法を多くもっているほうが過ごしやすいと感じています。
ストレスフリーの使い方・考え方
本書で書かれているストレスフリーの使い方・考え方を3つのポイントに絞ってシェアしますね。
・他人の力を上手に借りる
・最高のモーニングルーティン『朝散歩』
順番に見ていきましょう。
不安は行動で取り除く
あなたがストレスを感じるときって不安を感じている状況が多くないですか。、ピンチの状態であったり、困ったときとか。
人は危険察知能力があるので身体から不安という信号を贈り『行動しなさい』というサインが出ます。
狩猟時代であれば、危ない動物がいるという不安から一旦その場から『離れる』という行動を起こして不安を解消するようなイメージですね。
しかし、現代では、不安を感じるとどうしていいか分からずに行動せずにその場で考えこんしまっている人が多いです。
ストレスフリーでいるには『不安を感じたら行動で対処する』です。
現代は猛獣に襲われるということはほぼないですが、人間関係・仕事・健康・お金などに不安を感じる場面はたくさんありますよね。
著書では『行動』の代表として、アウトプットすることをおすすめしています。具体的には『話す』『書く』『身体を動かす』です。
私も『話す』『身体を動かす』はよく行っています。
他人の力を上手に借りる
不安や悩みを解決するには『行動』するのが大切で『話す』『書く』『身体を動かす』が重要と書いていますが行動の中でも『話す』はストレスフリーになるために重要な行動です。
人に相談するということとも言い換えできますね。
しかし、人に相談することがストレスフリーになるには大切な行動なのに人は相談するのがとても苦手だと感じているいる人が多いです。
それは、『相手の時間を奪ってしまう』『心配かけてしまう』と感じて一人で抱えてしまう心理になりやすい人がいるということ。
本書にも書かれていますが、相談は問題解決する手段ではないということです。相談は問題解決が目的ではなく不安や悩みやストレスを取り除くことが目的です。
・ガス抜き効果
・不安の減少
・悩みの整理
・言語化
・解決法の発見
・プロのアドバイス
問題解決の発見は、相談のメリットの一つでしかありません。自分の言葉で誰かに話すだけでも頭が整理されます。
最高のモーニングルーティン『朝散歩』
朝の過ごし方はとても重要で、その日の舵になると言われています。つまり朝が充実していれば、その日は充実しますが、昼間で寝るなど朝の過ごし方がイマイチだとその一日がぼんやりしたものになりやすいです。
本書では『朝散歩』を推奨しています。科学的根拠もあるようで、朝散歩をすることで午前中の仕事のパフォーマンスが上がり夜の睡眠は深くなる効果があるそうです。
ただ、いきなり朝散歩はきついと感じる人もいると思います。私もその一人です。最初は行動することが大切なのでまずは朝起きて窓を開けて日を浴びるからでも良いと言われています。
私も朝散歩はまだ習慣化できていないのですが朝活は習慣化しています。これは本当にパフォーマンスが上がるのを実感しているので非常におすすめですね。朝活についてはこちらの記事に書いていますので興味があるかたはチェックしてみてください。
まとめ
ストレスフリーとはどういう意味なのかについてストレスフリー超大全の本を参考に書いてきましたがいかがだったでしょうか。
もういちど確認するとストレスフリーの意味とは昼間にバリバリ働いてストレスが多くても、ちゃんと夜にリセットして解消していく。そのようにストレスと上手な付き合い方ができ、ストレスを溜めない人のこと。
大切なのはストレスをなくのではなく、対処する方法を身につけることです。ストレスを上手に解消する方法を取り入れて最終的にストレフリーな状態になれるように行動していきましょう。
それでは。
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